4) 通貨ペアの特徴 「英ポンド/米ドル」

蝶々動き出したら止まらない激しい性格
英ポンド/米ドルの値動きには「早く激しく動く」という特徴がある
加えて上げ方向でも下げ方向でも、いったん動き出したら加速がついてなかなか止まらないという印象です。

そのためチャートの形はユーロ/米ドルに似ているのですが、一般的には、英ポンド/米ドルの方が、より大きな振幅を描いています。 ダッシュ大口の投資家が相場を動かす 英ポンドは、大英帝国時代には世界の基軸通貨として君臨した歴史ある通貨です。

大口の投資家が数多く存在しており、一度に5億ポンド(約750億円)、10億ポンド(約1500億円)という、驚くような大口注文が市場に出ていることが、実は、珍しくありません。

そういった取引は、相対取引(あいたいとりひき)なので、その取引を行った当事者間だけで成立します。 だから、多くの市場参加者は、そういった大口の取引があったことに、当初は気が付きません。

しかし、そういった大口の取引が行われると、その取引が徐々にマーケットに影響を与えます。 大口の売買を行った当事者が、そのカバー取引を行うからです。 そうなると、『上げ方向でも下げ方向でも、いったん動き出したら加速がついてなかなか止まらない』ということになるのです。

英国は、米国のかつての宗主国なので、英国から米国に流れた投資資金もたくさんあります。 それが何らかの事情により米国から英国に環流する場合には、激しい勢いで米ドルが売られて英ポンドが買われます。

逆に、対米投資のために一気に大量の資金が英国から米国に流れ込むときは、英ポンドが売られて米ドルが買われることになります。 こうした資金の性格が「早く激しく動く」特徴を生んでいるのです。

べーっだ!値ごろ感を捨ててトレンドを見据えて取引
英ポンド/米ドルの性格はユーロ/米ドルと同様に「奔放」と言えるでしょう。
チャートポイントをブレイクしたように見えて実はブレイクしていないフェイル(だまし)が現れることは少なくありません。

そこで、英ポンド/米ドル取引する場合の注意点は、「値ごろ感で買ったり売ったりしない」ということ。 値ごろ感とは、「こんなに上昇したのだから、そろそろ下がるだろう、と考えて売ること」、逆のケースならば、「こんなに下落したのだから、そろそろ底値だろう、と考えて買うこと」。

値ごろ感で買ったり売ったりして、そのまま、相場に持って行かれることはよくあることです。 動いた方向をしっかり見定めてから、トレンドに乗った取引を始めましょう。 それでも概して間に合います。

悪い指標同士を比べてより悪い方が売られる 経済指標は、英国と米国の通常の経済指標――失業率、GDP、貿易収支などをチェックしましょう。

現状では、両国の経済状況は、どちらも最悪です。(2009年11月現在)
そのため、現状では、より悪いほうがより売られる傾向が強い、と言えるでしょう。

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2012年4月18日 | コメントは受け付けていません。|

カテゴリー:◆通貨ペアの特徴

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